佐村河内氏とJASRACが「印税」話し合いへ 楽曲の「創作性」根拠に著作権主張か

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「きちんとした私の『設計図』というものに基づいて書かれている」

   新垣氏は楽曲の著作権を主張しないことを明言しているが、佐村河内氏は含みを持たせている。3月7日の会見で、著作権を主張する可能性について聞かれて

「とても難しい」

と答えてはいる。だが、ソチ冬季五輪で男子フィギュアの高橋大輔選手が使用した「ヴァイオリンのためのソナチネ」に話題が及ぶと、

「きちんとした私の『設計図』というものに基づいて書かれているにもかかわらず、彼(新垣氏)は、自分で言うのもなんだが『あれば私の傑作』みたいなことを言っているのが、とても疑問。今後、どの曲がどれほど著作権が、あるいはすべての曲が著作者と著作権者に分かれていくのか、というのはまだ分からない」

と話し、自らの創作性を主張しながら新垣氏を非難した。

   JASRAC広報部では

「どういう判断をするか全く決まっていない」

と、白紙状態を強調。JASRACとしては、佐村河内氏側との交渉を始めるためには、それ以前に佐村河内氏と新垣氏の間の著作権問題がある程度整理されていることが必要だと考えている模様で、紆余曲折が予想される。

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