中国赴任社員に「PM2.5」手当支給の動き 東芝やパナソニック、労働環境の悪化に配慮

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北京、上海に関しては「PM2.5」の数値が異常に高まったことを確認

   東芝は全世界に赴任する社員に対し、政情や衛生状態が著しく悪化した場合などに個別にそれに見合った手当の支給を行ってきた。北京、上海に関しては「PM2.5」の数値が異常に高まったことを確認し、支給することを決定したのだという。

「世界の赴任地の状況をいつも見守っていますので、中国だからという理由だけで決めたものではありません。中国での支給地域が広がっていくかどうかは今のところ分かりません」

と東芝広報は話している。

   建設・産業機器大手のコマツは、「PM2.5」が問題化してすぐに現地駐在員と、現地採用のナショナルスタッフ全員に「PM2.5」を防ぐためのマスクを配布した。コマツ広報は、

「現在は手当の支給は行っておりませんが、状況を見て常にアンテナを張り、必要に応じて検討していくことになるとおもいます」

と話している。

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