バンダイ カード事業部は、デジタルキッズカードゲーム「データカードダス マジンボーン」が2014年4月下旬から稼働するのに先がけ、3月14日に「『マジンボーン』プロジェクト発表会」を開催した。
何やら面白そうな匂いプンプンのプロジェクトだが、この発表会にJ-CASTニュースのイメージキャラクター「カス丸」も招かれた。バンダイが「宇宙最強」と胸を張るプロジェクトの中身をレポートするぞ!
東映アニメ初のフルCGアクション
「マジンボーン」プロジェクトは、バンダイとテレビ東京、東映アニメーション、集英社がタッグを組んでクロスメディアで仕掛ける小学生男児向けのコンテンツだ。データカードダスをはじめ、テレビアニメ、マンガなどで展開する。
空手が得意だが平凡な高校生・竜神翔悟(りゅうじん・しょうご)が、突如目の前に現れた謎の敵「ダークボーン」に襲われる。奴らの狙いは「ボーンカード」だ。翔悟をはじめ、4人の仲間たちが「ボーンカード」を使い、骨格状のよろいに身を包んだ「ボーンファイター」に変身して地球の平和のために「ダークボーン」と戦う…という、男の子なら誰しもワクワクするようなストーリーだ。
マンガは「最強ジャンプ」(集英社)で14年2月号から連載開始している。同誌の伊能昭夫編集長は、マンガならではの特徴として「子供向けに分かりやすいギャグを取り入れ、主人公の親しみやすさも表現した」と語った。
アニメは14年4月1日から、テレビ東京系で毎週火曜日18時30分スタートで放送開始する。アクションシーンは全てCGで制作。東映アニメが制作するレギュラーのテレビアニメでは初の試みだそうだ。マジンボーンプロデューサーの鷲尾天(わしお・たかし)氏は、「メカでなく、人間のアクションをフルCGでやるのはチャレンジング。スタッフ一同気合を入れて制作しています」と胸を張っていた。
発表会には、竜神翔悟役を務める声優のKENNさんも登場。鷲尾氏と、アニメのシリーズディレクター・宇田鋼之助氏が自らオーディションで主人公として選んだ逸材だ。
宇田氏はKENNさんについて、「翔悟が来たな、っていう感じがした。思い描いていた翔悟像と合致した」と太鼓判。鷲尾氏も、「アフレコの現場でも言うことない」と、とにかくKENNさんの演技に惚れこんでいるようだった。
KENNさん自身も作品を楽しみながら取り組んでいるようで、「大人の方にも楽しんでいただけるような、謎が謎を呼ぶストーリーになっています」と作品をPRしていた。