旭日旗は政治的主張ではない
旭日旗をめぐってはここ数年、韓国メディアが「日本軍国主義の象徴」としてたびたび騒ぎ、2013年9月には韓国内で旭日旗の使用することを禁止する「旭日旗禁止法案」も提出された。旭日旗を掲げた者に1年以下の懲役刑や300万ウォン(約27万5000円)以下の罰金を科す改正案だ。2014年3月12日にもサッカー日本代表のユニフォームに施されたデザインは「旭日旗」であると報じられ、「競技場での政治的意思表現を禁止する」というFIFAの規定に反していると主張した。
だが、旭日旗に政治性がないことは以前から日本政府が確認している。菅義偉官房長官は2013年9月26日の記者会見で、「大きな誤解があるのではないかと思っています」と発言し、
「旭日旗のデザインは、大漁旗や出産・節句の祝い旗、海上自衛隊の艦船の旗など日本国内では広く使用されており、政治的主張だとか軍国主義の象徴であるという指摘は全く当たらない」
と断言した。
こうした判断が下されているにもかかわらず、報道ステーションはことさら旭日旗を取り上げ、問題があるかのごとく放送したわけだ。