13年度は33大学が入試ミスで追加合格者
45人の内訳は、第1回発表で合格する扱いになる人が10人、第2回発表での合格から第1回での合格に「格上げ」になる人が19人、第2回発表で合格する扱いの人が15人、成績優秀者として奨学金を受けられる人が1人。
14年度入試では、すでに静岡大、信州大、筑波大、名古屋大、明治大などで出題ミスがあったことが公表されているが、大半が合格発表前に発覚し、発表前に採点のやり直しなどを行っている。明治大は発表後に出題ミスを指摘され、2人の追加合格者を出している。
文部科学省では、入試の出題や採点、合否判定のプロセスで起こる「入試ミス」の件数を集計している。それによると、13年度に入試ミスが原因で合格発表後に追加合格者を出した事案は33大学で42件発生している。そのうち私立大は28大学37件だった。