大分「スモークトイレ」の丸見え問題 商店街副理事が反論「普通に使えばまずあり得ない」

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関係者困惑「意図的にじっと座っていればあり得るが…」

   この対応にネットでは意見が相次ぎ、「こいつはスリリング」「うんこするなってことなのか」「ほんとのほんとにやばい時は動けないからね」といった声があがった。確かに、腹具合によって長期戦にもつれ込む利用者は、使うのにかなりの勇気がいりそうだ。実際、どれほど起こり得るものなのか。

   J-CASTニュースが商店街組合事務局に取材したところ、榊原孝真副理事長は「普通に使っていれば、まずあり得ません」と断言する。そもそも市民からの指摘は報じた地元紙にあったもので、これまで事務局に苦情は届いておらず、防犯カメラにも気分の悪そうな女性は映っていなかったという。榊原氏は「使用しているセンサーは非常に高性能なもの。かなり小さな動きにも反応します。もちろん意図的にじっとして座っていれば、ガラスは透明になります。とはいえ、実際に意識してじっと座っていても1分以上はかかりました。普通にトイレを利用する範囲なら、まずあり得ません」と語気を強める。

   さらに榊原氏は、センサーに35秒という時間を設けていることについて、利用者が病気で倒れてしまった場合など緊急時に対応できるメリットをあげる。また中で泥酔した人が寝てしまうなど、本来の目的にそぐわない利用の防止にもつながるということもあるようだ。同商店街では現在、夜のにぎわいを生む横丁づくりを計画しているそうで、スモークトイレは話題づくりのためだけでなく、公衆トイレとしても重要なのだそうだ。

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