欧米から発売が3か月遅れながらも好調なスタートを切ったソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の据え置き型ゲーム機「プレイステーション4」で、以前海外で報告された初期不良と似た不具合が出たと、ネットで話題になっている。
ツイッターでPS4が動かないと訴える人がいるほか、YouTubeにその様子をアップロードする人まで現れた。
「症状がどう見てもかの有名なブルーライトデス」
日本に先行して海外でPS4が発売された当初、ツイッターなどで「Blue Light of Death(ブルーライトデス)」という現象が多く報告されていた。通常PS4は電源を入れると、電源ランプがまず青く光ってから白に切り替わり、「電源オン」のサインとなる。ところがブルーライトデスになると、電源を入れても青く光ったままで白に変わらず画面には何も映らない。
この問題を2013年12月に海外メディアが取り上げ、米ゲーム情報サイト「IGN」はPS4初期出荷分の0.4%に問題があるというSCEの回答を掲載した。英語の公式フォーラムのサポートページにはその後、ブルーライトデス現象が出た場合の確認法が公開され、ユーザーの間で「テレビとの互換性」「PS4の電源の問題」「ハードディスクの問題」など問題別の対処方法が共有された。
欧米から3か月遅れて投入される日本の場合、「海外の先行発売でベータテストは済んでるだろうから、ソニーお得意の初期不良もきっと大丈夫」と見る向きもあったが、ネットの一部ではブルーライトデスと似たような現象が報告されている。
「何故か外国で起きた初期不良がうちのPS4で起こったらしく・・・本体寄越せとソニーに言われ・・・」
「PS4が届いたんだが、そのなんというか、起動しない\(^o^)/ 症状がどう見てもかの有名なブルーライトデスwww 泣いていい?」
「発売日購入して合計5時間もやらずしてブルーライトデスでPS4が成仏しました。。。」