伊集院光「ゆるキャラに予算を割くのはいいことみたいになってる」
昨今誕生した「ゆるくないゆるキャラ」については、これまでにも苦言が呈されてきた。
タレントの伊集院光さん(46)は、13年5月7日放送のラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ系)で、「ゆるキャラ」は元々「皮肉6割、間抜けなものをやる地方自治体を笑っていこうっていうスピリット4割くらい」で命名されたのではという考えを示した上で、
「完全な褒め言葉としてゆるキャラはとらえられた上に、昔にも増しておそらく税金とか投入されてるよね。その中にくまモンみたいな、もはやゆるキャラじゃないちゃんとしたデザインのキャラクターみたいなのも出てきて、税金を投入しただけの効果も生んじゃったりするから、まぁややこしい。ゆるキャラに予算を割くのはいいことみたいになってる」
と指摘した。
人気投票イベントでは、「組織票」や「不正投票」など、全くゆるくない疑惑もささやかれている。
13年実施の「ご当地キャラ総選挙」では、兵庫・高砂市のキャラクター「ぼっくりん」に、1人が制限回数を超えて投票した疑いが浮上。ぼっくりんが主催者側に選挙辞退を申し入れる騒ぎがあった。
東京・北区の非公式キャラ「きたパン」は、13年の「ゆるキャラグランプリ」投票期間中、静岡・浜松市の人気キャラ「家康くん」について「どうせバックに広告代理店がいるんだろうなー いいなー」というようなツイートをしていた。