オウム真理教元教団幹部の平田信被告(48)が2014年3月7日、東京地裁から懲役9年の実刑判決を言い渡された。平田被告は約17年間逃亡し2011年の大みそかに警視庁に出頭して逮捕された。
平田被告は1995年の目黒公証役場事務長、仮谷清志さん(当時68歳) 監禁致死事件、宗教学者の元自宅マンションの爆破、教団東京総本部への火炎瓶投げつけといった3事件に関与したとして逮捕監禁罪などに問われた。今回はオウムの事件で初めて裁判員裁判で審理され、平田被告は仮谷さん監禁致死事件は共犯ではなく幇助だったと訴えていたが「犯行に加わった」と判断された。