北朝鮮が日本海に向けて発射したロケット弾の軌道の真下を中国の民間旅客機が通過していた問題で、中国外務省の秦剛報道官は2014年2月6日の定例会見で、
「旅客機の安全は非常に重要視していることを強調したい。軍事訓練や演習を行う国は、関連空域や水域で民間機や船舶の安全を確保するための必要な措置を国際慣例に従って行うべきだ」
と述べ、発射の事前予告や飛行禁止区域の設定がなかったことに不快感を示した。
また「この日(ロケット弾が発射された3月4日)、中国旅客機は北朝鮮領空と関連空域を異常なく通過したと承知している」とも述べた。