厚生労働省は2014年3月6日、「21世紀成年者縦断調査」の結果を発表した。
交際している異性がいる20代独身者は、正社員男性が30.7%、女性が41.6%。非正規社員男性が18.7%、女性が34.1%だった。所得階級別に見ると、交際異性がいる人は年間所得400万円以上で37.8%(男性)、46.5%(女性)。300~400万円未満で34.4%、44.4%。200~300万円未満で28.1%、42.7%。100~200万円未満で22.0%、37.9%。100万円未満で17.2%、28.1%と、所得が低くなるほど割合が低く、また男性より女性のほうが交際異性がいる割合が高くなることがわかった。
結婚意欲がある20代独身者は、正社員男性が70%、女性が81.3%。非正規社員男性が50.9%、女性が71%で、非正規社員男性の割合の低さが目立った。
調査は12年11月、12年10月末時点で20~29歳だった全国(福島県の一部地域を除く)の男女(及びその配偶者)を対象に、調査票に記入する方式で行い、3万1170件の回答を得た。