年下外国人バーテンダーとの再婚を発表したばかりの歌手・宇多田ヒカルさんが、ファーストアルバム「First Love」の発売15周年を記念して、高音質に変換した音源をリリースする。
再婚によって環境が変わったこともあり、宇多田さんのアーティスト活動再開のきざしではないかと、ファンの間で期待が高まっている。
2万字超のロングインタビュー収録
宇多田さんは1998年に「Automatic/time will tell」でメジャーデビューし、翌年に発売したファーストアルバム「First Love」は、国内だけで860万枚出荷する大ヒットで、日本ポップス史上最高のセールスとなった。その後も全米デビューも果たすなど活躍が続いていたが、2010年8月に突如アーティストとしての活動を休止し、「人間活動」に専念すると公式ブログで発表。ファンに惜しまれながら最後の公演を行った。
アーティスト活動休止後は、公式サイトやツイッターで情報を発信したり、ラジオ番組でパーソナリティを務めたりしていたが2014年2月、英国・ロンドン在住の男性(23)と再婚することが明らかになり、「これが人間活動だったのか」と話題になった。
3月10日に発売される「First Love」15周年を記念した特別パッケージは、再婚発表後にリリースされる初の音源だ。タイトルは「First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-」。オリジナルマスターテープから「世界トップクラス」のエンジニアによる変換を行い、さらに高音質に生まれ変わった。
1万5000セットの限定生産盤には160ページにおよぶ「クロス張りハードカバーブック」が付属し、活動休止後初となる2万字超のロングインタビューが収録されている。リリース当時、関係者だけに配られた宣伝告知カードやバックステージパスの完全レプリカも封入される。