朝鮮人民軍「いささかの偏差もなく最も安全に飛行」
北朝鮮側はロケット弾の発射をあくまでも正当化する構えだ。朝鮮人民軍戦略軍は3月5日には国営朝鮮中央通信を通じて「正常な訓練計画に従ってロケット発射訓練を成功裏に行った」とする談話を発表。その中で、安全保障上の影響を強く否定している。
「発射されたロケットは、発射地点から設定された東北の方向にいささかの偏差もなく最も安全に飛行して定められた目標水域に正確に到達することによって、かつてなかった最上レベルの命中確率を誇示した。特に、ロケット発射の全過程を科学的に計算し、飛行軌道と目標水域に対する事前安全対策まで手抜かりなく立てたことに基づいて行われた朝鮮人民軍戦略軍火力単位の今回の訓練は、地域の平和と安全はもちろん、国際航海秩序と生態環境に少しも影響を与えることなくスムーズに行われた」