規格外イチゴは「放射能の影響」 騒ぎ立てる脱原発派に生産者反発

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窒素の効き過ぎやホウ素の欠乏などで扇のような形に

   写真で紹介された扇のようなでこぼこのイチゴは、「鶏冠果(けいかんか)」と呼ばれる。にわとりのとさかに似ていることからこの名前が付いた。

   高知県が運営する農業情報サイト「こうち農業ネット」には、「花芽が分化する時期の窒素の効き過ぎやホウ素の欠乏などによって起こる」と書かれている。

   すぎやまいちご園(神奈川・平塚市)の公式サイトでは「花芽の時に、次の弟や妹の花芽とくっついて、大きくなったものです。株が大きく、栄養が良いとできやすいものです」と説明されている。11年1月、舞岡いちご園(横浜市)の公式ブログでも、「握りこぶしみたいにでこぼこのいちご」「手袋の様ないちご」と写真付きで紹介されていた。どちらのページにも「食べるととても美味しい」とも書かれている。

   今回の写真が騒ぎについて、イチゴ農家の関係者だというツイッターユーザーからは、

「私がちびっ子だった2-30年前でもおじいちゃんの畑(イチゴ農家)でよく取れてたなあ。あれ美味しいのよ~。生産してない人には珍しい?」
「店に並んでる形のいいイチゴの倍以上規格外がでるのが当たり前であります。形悪い方がおいしかったりするんだけどもね。(イチゴ農家の孫より)」
「こんなイチゴ、父方の伯母(イチゴ農家)の家ではよく見たけどねぇ」

といった声が上がっている。

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