アイドルグループ「アリス十番」メンバーの立花あんなさん(22)のブログに、「第二の酒鬼薔薇」などと名乗る男から殺害予告が書き込まれていた事件が記憶に新しい。男はおよそ9か月にわたって立花さんの身の安全を脅かすような書き込みを続け、2014年2月に警視庁に逮捕された。
この事件について、同じくアイドルのHKT48・指原莉乃さん(21)がテレビ番組でコメントした。指原さんにとってもひどい言葉を投げかけられるのは日常茶飯事らしく「ツイッターで1日100件は死ねって言われる」と告白した。ところが、ネットでは「そんなツイートが見当たらない」と疑問視する声も出ている。
「握手会でも『芸能界辞めろ』と言われる」
指原さんは14年3月4日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した。
普段ワイドショーに取り上げられる側の有名人が、世の中の事件やスキャンダルについてコメントするというコンセプトの番組で、この日は立花さんのブログの事件が取り上げられた。
同じアイドルとして感想を求められた指原さんは、「私自身もありうる話ですし、実際そういう話が来ているっていうのも聞いたことがある」と、自身も脅迫めいた書き込みをされている可能性を明かした。
収録前に出演者を対象に実施したアンケートで、指原さんは「『死ね』というコメントはよくあるけど、『殺す』はない」と回答したという。かなり頻繁に言われているようで、「死ねに何にも思わないです」とまで言い切る。松本人志さんと東野幸治さんに「ツイッターとかで死ねって言われません?」と聞くと、2人から「言われない…」「いや~ないですね」などと返されて心底驚いた様子で、「私ほんと1日100件は言われます、ほんとに!ほんとですよ!」と言い張った。
そのほか、握手会でも面と向かって「芸能界辞めろ」などと暴言を吐かれるそうだが、「その人は握手はしてくるから私のこと好きなんだと思う。覚えてほしいって(暴言を吐くような)、そういう人もいるので」と、ファン心理に理解を示すようなコメントをした。