カネ目当てならなぜ中学生を狙ったのか
容疑者の少年は、最近は自動車学校に通っていたらしく、逮捕直前まで、その様子などを折に触れて楽しそうにツイートしていた。
逮捕の日も、朝から父親とショッピングセンターに出かけていたという。三重県警の捜査員から任意同行を求められた後も、容疑について当初は頑なに否定していたとの報道もあった。
決め手になったのは、女子生徒の遺留品に着いていた指紋だったらしい。また、女子生徒が最後に立ち寄って友人と別れたスーパーの防犯カメラに、少年とみられる人物の姿も映っていたと報じられている。
犯行の動機については、女子生徒と面識はなく、「金目当てだった」と供述しているというが、それならなぜ中学生を狙ったのかと疑問が出ている。奪った額も6000円ほどだった。
遺体は下着以外に身に着けていなかったため、ネット上では、いろいろ憶測も出ている。
この点について、特別捜査本部のある四日市北署に取材すると、「コメントしていません」と副署長が答えた。少年については不可解な部分が多く、真相の解明にはまだ時間がかかりそうだ。