三重の少女殺害、容疑者少年の不可解な感覚 所持金6000円、本当にカネ目当てだったのか

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   三重の少女殺害事件で、容疑者の少年(18)が逮捕直前まで素知らぬ顔でツイートしていたことが、ネット上で話題になっている。金目当てというが、その供述内容にも疑問が出ているようだ。

   三重県朝日町で中学3年の女子生徒(15)が殺害された事件は、2013年8月の発生から半年が経って、ようやく容疑者逮捕にまでこぎ着けた。

事件と無関係を装うためだった?

   強盗殺人などの疑いで逮捕された地元の県立高校3年の少年(18)は、その間、普段通りに学校に通い、逮捕前日には卒業式にも出席していた。

   報道によると、遺体が発見された日は、三重県警の捜査員が少年の自宅を聞き込みに訪れていた。しかし、少年は、女子生徒と同様に、友人同士で花火を見に行っていたとしながらも、殺害されたとみられる時間は「家にいた」とウソをついていたという。

   さらに、少年はこの日、まるで他人事のように事件をツイートしていた。

「ちょ、え、めっちゃやばいやん 地元の朝日町で女子中学生の死体が見つかったって… 四日市の女子中学生らしい… 手の震え止まらん」「THE・平和の町やったのに(T-T) 気持ちの整理つかんわ…」

   少年は友人から冗談で犯人と言われると、「なんでやねん!!!」と切り返していた。いつもツイートは少なめだったが、この日は10回以上もつぶやいていた。その意図についてははっきりしないが、事件と無関係を装うためではないかとも報じられている。

   高校では、少年は、成績もよく、優しいと評判だった。中学時代は野球をやるなどスポーツが好きで、卒業後の4月から自動車販売会社で整備士として働く予定になっていた。こうした普段の生活ぶりから、クラスメートは、少年が容疑者と伝えられると、信じられないと口々に驚いていたそうだ。

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