「3.1節だからもしかしたら2chが賑わうかと思ってのぞいてみたけど..」
しかし、2日夕現在、実際に攻撃が起きた気配はない。なぜなのか。
サイバー攻撃ができない理由として、ヘラルド経済は「3・1節を控え、政府が韓日ハッカーによるサイバーテロに備え、集中監視に入るから」という説を上げている。韓国インターネット振興院関係者が「毎年3・1節では、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃や悪質な投稿の拡散などを防ぐため、大統領府、外交部と独島関連サイト、インターネットカフェやコミュニティなどの主要なサイトの監視を強化する。今年も昨年と似たようなレベルの態勢を整えている」と述べたという。13年3月1日についても、攻撃予告はされていたが実際には起きなかった。未然に防がれたらしいという説が出ている。
また、攻撃する側に10年ほどの盛り上がりがない可能性もある。サイバー攻撃を組織的にしかける「ネットテロ対応連合(ネットミーティング)」などでも2ch攻撃への呼びかけは見られず、とくにネットミーティングなどは初めから「今年はテロ計画がないのか」に対して「先攻(先制攻撃)はしない」と回答していた。
先の「歴史ギャラリー」での予告も、閲覧数は2000程度でコメントも3つしか書き込まれていない。これを報じた記事もとくに韓国のネットで話題になっている気配はない。韓国語のツイッターでは「こんなことをしては2chと同レベルになってしまい、韓国のイメージを損ねる。情けない」という声のほか、「3.1節だからもしかしたら2chが賑わうかと思ってのぞいてみたけど...最近の若者は覇気がない...」と嘆く声も上がっている。