大人気キャラクター「ふなっしー」は、千葉県船橋市の名産である梨をPRするために地上に舞い降りたという設定だが、実は「中の人」が神奈川県の横須賀出身である、とテレビ番組で暴露されてしまった。
HKT48の指原莉乃さんが明かしたもので、ネットでは「うは!これ、マヂか?」など驚く声が出ている。
「ふなっしーがそんなにお金持ってると思ったら悔しいわ」
指原さんが出演したのは2014年2月27日放送のテレビ東京系「指原の乱」だ。指原さんが自分のやりたいことを実現させるバラエティ番組で、今回は「キャラクタービジネスをやりたい」という企画が放送された。
「自分が作るとかよりもどういう風にお金がまわってるか知りたいんですよね」と興味津々に話し、キャラクターグッズを販売する東京・原宿の「KIDDY LAND」を勉強のために訪れた。
まず店内で注目したのが、ふなっしーグッズのコーナーだ。ふなっしーとはフジテレビ系「笑っていいとも!」の共演者で、過去にはAKBの楽曲CDを「ふなっしーの中の方へ」と書いて送ったり、ふなっしーからはぬいぐるみをもらったりしたこともある。
KIDDY LAND原宿店の統括マネージャーに「ぶっちゃっけふなっしーって売れてますか」と聞くと「ぶっちゃけかなり売れてます」。原宿店の年間売上約12億円のうち、ふなっしー関連グッズの売上が約10分の1程度を占めるという。
ふなっしーグッズの売れっぷりに、
「悔しいから買わんとこ。ふなっしーがそんなにお金持ってると思ったら悔しいわ」「やっぱふなっしーって儲かってんだな。絶対詰めよう、次の月曜日!」
と語った。
ふなっしーのお守りを紹介されると、「誰が守ってくれるのこれ買って?ふなっしーにそんなパワーないですよ!ただの布ですよ」とまくしたて、船橋から見守ってくれるという説明には、「ふなっしーって横須賀出身なんですよ」と反論した。「あいつー!本名言うぞ!知ってるんだからな本名」と怒ったような表情を見せた。
指原デザインのキャラ「炎上ちゃん」
ふなっしーが横須賀出身という情報についてネットでは、
「今初めて知った」
「えっ、ふなっしーって横須賀出身!?」
などとツイッターでは驚く声がたくさん書き込まれた。
ふなっしーの「中の人」をめぐり以前、商標出願・登録情報の名前に記載された人物ではないかと話題になったことがあった。女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号の記事では、その人物の実家が横須賀にあると突き止め、母親に電話取材も行っていた。正体を探るマスコミに対して、「詮索するな」「そっとしておいてほしい」などの意見が向けられたが、今回は指原さんに対して、
「さっしー最低。 ふなっしー別に悪いこと何もしてないじゃん。。。」「さしこウザいよ。エラそうすぎるし」「こんなとこでばらしちゃっていいのか?」
と怒るファンもいる。
しかし、こうした批判を指原さんは織り込み済みのようで、番組内で自らデザインしたキャラクターは「炎上ちゃん」という名前だ。頻繁に炎上する自分を題材にメラメラと燃える炎がモチーフで、本体から手と足が生えている。商品化したら、KIDDY LANDのふなっしーコーナーを「潰しに行くぞ」と番組中で意気込んでいた。