父親はクジラ装飾品集めで有名だった?
欧米では、キャロライン・ケネディ大使のツイートに賛同する声がネット上にあふれており、メディアでも、日本に批判的な紹介がなされている模様だ。米国の著名人らは、ケネディ大使に書簡を出し、日本がイルカ漁を禁止しないなら米国はTPPに署名しないでほしいと要望したとも報じられた。
また、反捕鯨団体シー・シェパードは、ツイートで流れが変わったとして、和歌山県太地町での妨害活動などを強める動きを示している。その代理人をしているのが、ケネディ大使の親戚のロバート・F・ケネディ・ジュニア弁護士だ。
しかし、報道によると、ケネディ大使の父親で米国大統領だった故ジョン・F・ケネディは、マッコウクジラの歯を使った装飾品を収集していたので有名だった、という。そもそも、米国は過去に、世界最大の捕鯨国として鯨油を燃料に使っていた歴史もある。今後は、日本のイルカ漁も、歴史的背景も含めて国際的に訴える必要が出て来そうだ。