2014年2月24日に行われた、AKB48グループの「大組閣祭り」で、最もファンを驚かせたのは「AKBグループと乃木坂46の交換留学」だろう。現在SKE48チームEの松井玲奈さん(22)が乃木坂と、乃木坂の生駒里奈さん(18)がAKB48チームBと兼任することになった。
48グループはこれまでにも様々なサプライズ企画を行ってきたが、今回のサプライズは特に乃木坂界隈では良く思われていないようだ。乃木坂メンバーから不満の声が上がっているほか、ファンは「兼任をやめさせろ」という署名活動まで始めた。
松井玲奈「疑問感じている方も多いと思います」
乃木坂46は2011年に誕生したアイドルグループで、14年2月22日にデビュー2周年を迎えたばかり。「AKB48の公式ライバル」として結成され、48グループとは一線を画した活動を行ってきた。48を象徴する過酷なイベント「選抜総選挙」に参加していないこともあり、ファンにとって乃木坂は「聖域」のように思われていた。
そんな乃木坂と48グループの「交換留学」は衝撃的なもので、ツイッターでは発表直後から「乃木坂を兼任させるのが意味不明」「ライバルちゃうかったん?えっ、ありなん?」など驚きのツイートがあふれた。
当人たちも、ファンの戸惑いを理解しているようだ。松井さんはブログで「乃木坂46は2周年を迎えて、これからさらに上に向かって頑張って行こう。そう全体がまとまっていた時だと思います。そんな時に、AKBグループの大組閣になにもお知らせがないまま参加する形になって、私の感じた驚きよりもっとずっと驚いたり、疑問を感じている方も多いと思います」、生駒さんは「皆さん凄くびっくりしたと思います。不安になったと思います」と書いている。