深海に生息するダイオウイカが2014年2月25日、兵庫県新温泉町の沖合約200メートルのところで、生きた状態で捕獲された。
サザエを捕っていた地元の素潜り漁師が頭上を泳ぐダイオウイカを見つけ、ロープで船に縛りつけて近くの漁港に運んだ。全長は4.13メートルだが、切れてしまっていた長い触腕があれば8~9メートルになるとみられる。重さは推定200キロほど。
ここ最近ダイオウイカの水揚げが各地で相次いでいるが、生きたまま見つかることは珍しいと報じられている。兵庫県のダイオウイカは冷凍保存され、研究や調査に役立てられるという。