「時機がすでに熟している」
河野談話をめぐる世論調査の結果にネットの一部は沸いた。評論家の石平氏は、
「産経・FNNの行った世論調査で、河野談話見直しに賛成は六割近くに達した。時機がすでに熟している。日本民族の名誉を守るための戦いは始まらなければならない。半島の人たちがどう反発するかどう叫ぶかはどうでもよい。われわれは最後まで前進するのみだ!」
とツイートした。
大阪維新の会代表の橋下徹氏も
「日本維新の会の山田議員の質問によって、河野談話が裏付けのない政治ペーパーであったことが明確になった。歴史事実を語るのに、政治的妥協をやってしまった最悪のペーパーだ」
などと連続でつぶやき盛り上がっている。
一方、韓国メディアからは産経の調査に非難轟々だ。質問文に「慰安婦募集の強制性を認めたと受け取れる『河野談話』について、軍や官憲による強制連行を裏付ける公的資料が見つかっていないほか、元慰安婦に対する調査のずさんさが指摘されているが」という前提が書かれていたことに、「産経は歪曲された情報をアンケートに入れて世論調査を行った」「特定の回答を誘導するアンケート」などと批判した。
中央日報でも「産経新聞の今回の世論調査は、偏向した情報を提供して調査が実施されたもので、日本人の世論が正しく反映されていない歪曲された調査という評価が出ている」と指摘している。