トリプルアクセル「一番の見せ場だと思っているので、絶対に外すわけにはいかない」
浅田選手はソチ五輪を「集大成」と位置づけてきたため、その去就が注目されている。3月26日にさいたまスーパーアリーナで開幕する世界選手権に出場するところまではスケジュールが確定しているが、その後については明言を避けてきた。この点についての質問も相次いだ。
「来シーズン続けられる可能性は何%ぐらいか」
との質問には
「まず世界選手権でショートもフリーもそろえられるようする。ショーがその後にあるので、そこでしっかり全国の皆さんに感謝の滑りをして、しっかり自分で落ち着いて考えたい」
とやはり明言を避けようとしたが、「何%ぐらいか」と質問されたことを突っ込まれると、
「パーセンテージ?うーん。今のところ、ハーフハーフぐらい」
と、言葉を選びながら話した。
また、総合的には必ずしも高得点にはつながらないとの指摘も根強いトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)については、
「私は小さい頃から、ずっと伊藤みどり選手にあこがれて、みどりさんを継ごうと思い、アクセルを挑戦してきた」
「私自身トリプルアクセルが一番の見せ場だと思っているので、絶対に外すわけにはいかない」
と、こだわりを見せていた。