今や東京マラソンの恒例、キリストのコスプレで大きな十字架を背負うランナーの正体が分かった。ロックバンド「ザ・チャンバーズ」のボーカル「ララバイ」さんで、マラソンを終えた2014年2月23日の夜には都内でコンサートも行った。
イエス・キリストを髣髴とさせる風貌の「ララバイ」さんは、2010年から大きな十字架を背負って東京マラソンに出場、赤い袈裟を身にまとってスニーカーを履いて走っていたが、12年からは裸足で腰に白い布を巻いた格好で走っている。今年で4年連続の出場となった。13年のニューヨークシティマラソンにも出場しこの格好で走っている。「ララバイ」さんの走る姿を見た人たちからはどよめきと声援が出る。「ザ・チャンバーズ」のファンにはもちろん知られていて、コンサートでもこうした格好で歌うが、そうでない人たちにとってはこれまでずっと謎の人物だった。「ザ・チャンバーズ」のツイッターでは、今回の東京マラソンについて情報が公開されていて、ゴール後には、
「5時間は残念ながら切ることができませんでした。 羊羹とか食べたり、股のあたりが気になったのかな・・」
などと報告している。