お笑い芸人のエド・はるみさん(49)が自身に浮上した「死亡説」にツイッター上で怒りをあらわにしている。
出回っているのは、新聞ニュースサイトの訃報記事をもとにしたコラ画像だ。エドさんは2014年2月24日にフォロワーから報告を受けると「徹底追及します。このままでは済ませません」とさっそく犯人探しを始めた。
永井一郎さんの訃報記事を作り変えた偽物画像
問題の訃報記事画像は「お笑い芸人・エド・はるみさん死去 収録先のホテルで」と題したもので、エドさんは24日にフォロワーから画像の存在を知らされた。すると「これはどこの記事じゃ~!?」と困惑気味にコメントし、情報提供者に「見たいんで、何と入れて検索したら見れるのか教えておくれでないかいー!」「ツイッターでしか見れないんだね?じゃあそれを作った人がその悪質なデマをバラ撒いた、ということでいいのかな?」と、立て続けに質問をした。
画像を詳しくみてみると、一部記述が合致することから1月28日に朝日新聞デジタルが掲載した声優・永井一郎さんの訃報記事をもとに作ったものとみられる。画像やタイトルだけでなく、日付、本文など細かな部分も作り変えていて、一見すると本物のように見える。
エドさんは悪質なデマ画像に怒り心頭といった様子で、「徹底追及します。このままでは済ませません」と宣言。フォロワーに「この悪質なデマ記事をツイッタに最初にアップした輩の名前は?また、その追跡方法が誰か分かる人が居たら教えてー!!」と情報提供を依頼した。あまりの激昂ぶりに、お笑いコンビ「カナリア」のボン溝黒さんから「えどちゃん こわいよ。。」とコメントが寄せられると、「ええボン兄さん、夜も3時過ぎてますからねぇ…たまにはぶちギレさせてくださいよ… 堪忍袋の緒も、そろそろ切れる頃ですよ…」と心境を語った。
1月には小島よしおも被害に
芸能人の「死亡説」が出ることは、それほど珍しいことではなく、最近ではお笑いタレントの小島よしおさん(33)が被害に遭った。「小島よしおさんが自殺ってマジか…」とはじまるツイートが拡散していることを受け、小島さんは1月25日に「なにこれ!!私は生きてます!!」と否定。「死亡説が出たけどそんなの関係ねえ!」とギャグに変えてはね返した。
今回、ターゲットにされてしまったエドさんは「ツイッターもネットにしても、これだけ一瞬でマスに発信される媒体に、その真偽も不問・匿名でOK、その発信者に『責任』を背負わされることが無いシステムが何年も野放しになっていること自体が恐過ぎの時代」と匿名ゆえの無責任な言動がはびこるインターネットの現状を問題視。なお、エドさんは24日15時時点でも犯人探しを進めている。