「言い訳に聞こえるのが嫌で、結果が出なければ言うつもりなかった」
入院生活で脚や腹の筋肉が落ち、五輪に間に合わないのでは、とも考えたが、これまでのトレーニング以上に自分の体に鞭打ち、周りの人の協力もあって「なんとかある程度納得できる状態で現地到着」したという。
公表が試合後だった理由について、
「この病を告白するにあたってメダル獲得という結果を残してからにしたかったのは、病が言い訳に聞こえてしまうのがいやなので、結果がでなければ言うつもりはなかったです」
「同じ病気や闘病生活で今まで抱いていた夢や希望がなくなりそうになっても、強く念じて踏ん張ってがんばればメダルは穫れるんだという事を証明したかった。ただそれだけです(原文ママ)」
と説明している。
なお、2月22日に更新したブログでは「昨日病院で検査をしてきたけど、経過は至って良好^^♪」と元気そうなコメントを残している。3月からスタートするワールドカップのため、2月24日から約2週間ヨーロッパに遠征するという。