国民生活センターは、スマートフォンが発熱してやけどをしたという相談が増えているとして2014年2月20日に注意を促した。
「スマートフォンの充電端子の焼損や本体の発熱等」に関する相談は09年度に2件だったが12年度には523件となり、スマートフォンの普及とともに急増している。これらの相談には、充電中に充電端子が焼損したり、使用中や充電中に本体が発熱したなどがあり、なかにはやけどを負った事例あった。09年度から13年度までの相談は1032件で、そのうち、やけどした、やけどしそうになったなど危害・危険情報は268件含まれている。ゲームアプリやテレビ電話の使用で、CPUなどへの負荷が増大し発熱したものもあった。国民生活センターではスマートフォンを充電する際には毎回充電端子の取り扱いに注意し異常を感じた場合は直ちに充電を中止するほか、やけど防止のため、使用する際や充電時には長時間肌に密着させないようにしてほしいと呼びかけている。