「テニスの王子様」キャラに10万個のバレンタインデーチョコ 集英社の倉庫がパンクしたという情報は本当なのか?

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キャラの人気ランキングを決めるチョコを使った投票でもある

   実は、「テニプリ」のキャラ宛てにバレンタインデーに届いたチョコレートの数を公表するのは毎年の恒例行事で、「新テニスの王子様」の単行本にその結果が掲載される。13年4月9日発行の単行本「新テニスの王子様」第10巻にはこの年の結果が発表されていて、プレゼント総数は4万4570個で、キャラ別獲得数は1位が跡部景吾の7747個、2位が千歳千里の3506個、3位が千石清純の2312個と続き、124位の鷲尾一茶の1個まで掲載されている。送られてくるチョコの総数も年々伸びていて、11年が3万個で12年が3万3000個、13年が4万4570個だから今年の14年はその2倍以上という記録になった。

   これは人気キャラのランキングという位置付けにもなっていて、自分の好きなキャラを上位に、またトップにするため、ファンたちがせっせとチョコレートを買っては送っているようなのだ。ツイッターでは「テニクラ」たちが自分が送るチョコレートを自慢し、チョコレートを送って好きなキャラを応援してほしいなどといった呼びかけが年々増えている。

   さて今年は送られてきたバレンタインデーチョコが10万個を超え、集英社の倉庫がパンクしているというのは本当なのだろうか。「週刊少年ジャンプ」編集部に聞いてみたが「答えられない」ということだった。集英社の広報に問い合わせているが返事はまだ来ていない。

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