著名人らのツイート、炎上して釈明に追われる
この騒ぎに、安倍首相側も2014年2月17日、首相官邸のフェイスブックで事情を説明した。
そこでは、被災者へのお見舞いの言葉を述べるとともに、政府は、降雪前の14日から災害警戒会議を開くなどして事前対策の確認を行ったとした。また、15日からは、災害派遣の自衛隊が除雪や輸送などを行い、警察や消防は被害発生後の初動対応に当たり、国や自治体も懸命の除雪作業をしていると強調した。
ただ、政府調査団の派遣が17日になり、豪雪非常災害対策本部の立ち上げは18日になったことで、新聞などからも対応が後手に回ったと批判が出ている。これに対し、菅義偉官房長官は18日の会見で、「首相の指示で古屋圭司防災相がしっかり対応している」と理解を求めた。
一方、意見表明した著名人らは、その後は、発言について批判も浴びている。
三宅雪子さんは、自らはできることをやったのかと問われ、「とにかく相手の気持ちになって、私はダイレクトメールで励ましたりしていました。また、調べて欲しいと言われたことを調べたり」とツイッターで釈明した。湯川れい子さんも同様に、「今出来ることは、必要な情報を出来るだけ拡散するお手伝いを。後は知っている議員さんに電話」などと自らの活動を述べていた。
津田大介さんにも、「天ぷら屋で会食止めて官邸で弁当食ったら何か事態が好転するのか?」といった疑問が相次ぎ、「『弁当食え』じゃなくて現場に任せる指示済みでも不測の事態発生したらすぐ次の指示出せるよう待機しておいた方がいいんじゃないの」などと説明に追われた。そのうえで、「政府の動きも紹介してたんだけど、表現の仕方もまずかったんだろうなとは思いました」と炎上した反省の弁も述べていた。