各地で積雪による事故相次ぐ 駅ホームやアーケードの屋根が崩れ落ちる

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   2014年2月14日からの記録的な大雪に見舞われた首都圏では、15日以降も各地で大きな被害が相次いだ。

   横浜市では積雪により駅ホームの屋根が崩落。山梨県では道路が寸断され「陸の孤島」と化すなど、16日も影響が続いている。死者やけが人も多数出ている。

明け方からの雨で重たい雪に

   15日7時ごろ、横浜市青葉区の東急こどもの国駅で、ホームの屋根が約40メートルにわたって崩落した。ホームで電車を待っていた男性が逃げる時に鉄製の柱に鼻をぶつけて軽傷を負った。前日から降り積もった雪の重みに耐えきれなかったことが原因と見られ、同日終電までの上下104本が運休となった。

   東急電鉄は会見で、「降雪に雨が含まれ、その重みで落下したと推測している」と説明した。15日明け方からの雨によって、湿った重たい雪になったことが影響したとみている。

   積雪による被害は、ほかでもあった。東京八王子市では商店街のアーケードの屋根が約26メートルにわたって崩れ落ちた。また、埼玉県富士見市の市民総合体育館は屋根が崩落。同県加須市の民家では2階ベランダのトタン屋根が崩れ落ち、67歳の女性が下敷きとなって死亡した。いずれも雪の重みによるものだとみられている。

姉妹サイト