安倍首相「『人間のくず』と報道されても気にしない」 日刊ゲンダイが応戦「一度も『くず』とは報じていない」「熟読を」

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ここ1か月で「エヘラエヘラいい気に」「極端な低能さ加減」「誇大妄想の狂人の領域」

   もっとも、実際に日刊ゲンダイ紙面に掲載された表現はかなり過激で、「ボンクラ」「嘘つき」といった生やさしいものではない。ここ1か月の1~2面の見出しだけでも

「エヘラエヘラいい気になっているそのオメデタサが命取りになった愚の骨頂」(1月22日)
「2月9日安倍自民推薦候補が敗北すれば安倍首相は腹痛を起こして退陣に至ること必至と予測されている」(2月6日)

といった具合だ。中でも1月16日発行の紙面では、安倍首相が6月のワールドカップで対戦するコートジボワールのワタラ大統領との共同会見で、安倍首相が

「先ほど大統領に『この対戦する日の6月14日は私の母の誕生日なので、何とか考えていただけないか』と伝えた」

とジョークを飛ばしたことを「八百長まがいを持ち掛けたような下卑た下心の発言」と批判。見出しで

「冗談と笑えないバカ首相のアフリカ外交での言動 彼は知性を持っているのか」
「首相であるのが国民として恥ずかしいこの極端な低能さ加減」
「知恵の足らない男ほど大言壮語するのが常だが、『地球儀を俯瞰する戦略外交』なんて、すでに誇大妄想の狂人の領域だ」

と罵倒している。

   なお、「低能」「狂人」という言葉が一般紙に登場することはまずない。共同通信社の「記者ハンドブック」によると、「低能」は「差別語、不快用語」に指定されており、「知的障害、知的発達の遅れた子(人)」と言い換えるように推奨されている。「狂人」に至っては、漢字変換ソフト(ATOK)で一度に変換することすらできない。

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