国債や借入金をあわせた「国の借金」が、2013年12月末で過去最大の1017兆9459億円となった。財務省が2014年2月10日に発表した。13年9月末から6兆7673億円増えた。1月1日時点の人口推計をもとに単純計算すると、国民1人あたり約800万円の借金を抱えていることになる。
国債は9月末に比べて9兆4733億円増え、849兆829億円となった。借入金は6337億円増の55兆2344億円、政府短期証券は3兆3398億円減って113兆6285億円だった。
2013年度末の「国の借金」の総額は、1038兆7000億円になる見通しだ。
あわせて発表した政府保証債務残高(12月末)は、5575億円増の45兆7480億円だった。