なぜか便器の目前にイスが3脚並べられている
建設会社の関係者の説明が事実とすれば、スティーブさんが撮影したトイレは「たまたま仕切りのない状態だった」ということになるが、どうやらそうでもなさそうだ。ツイッターでは「ツイントイレ」をはじめ、ロシアの様々な「面白トイレ」の画像が出回っている。
ロシアの政治風刺サイト「Politicana」のツイッターでは、便器こそ並んではいないものの、なぜか便器の目前にイスが3脚並べられている写真が投稿された。Politicanaは五輪とかけて「陪審員のための席だ」と皮肉っている。
あるユーザーは、かなり近距離に設置された男性用小便器の写真を投稿した。尻が接触してしまいそうなほど近く、ユーザーは「ロシアの五輪のトイレならアソコの長さも丸わかりだ」とふざけている。
追い打ちをかけるように、BBCの公式ツイッターアカウントでも、「ツイントイレ」に女子選手が並んで座っている写真が「#SochiProblems」というハッシュタグ付きで2月8日に投稿された。
ほかにも、壁に便器の右半分が埋まってしまっているトイレ、便座とふたが逆に取り付けられたトイレなどの画像が投稿された。
日本のトイレは、暖房便座やウォシュレット、自動洗浄など、世界でも類を見ない「快適すぎるトイレ」としておなじみだ。日本選手団にとって、ロシアの奇妙なトイレには面食らうこともあるかもしれないが、メダル獲得のため「ふんばって」ほしいものだ。