2010年バンクーバー五輪、13年猛暑にも…
たとえば2013年7月、松岡さんはゴルフの全英オープン取材のためイギリスに向かっていたのだが、この間日本ではやや涼しい日が続いた。一方松岡さんが向かったイギリスではこの夏、珍しい熱波に見舞われ、学校に半ズボン着用を禁止された男子生徒がスカートで登校するなど、「暑さ」が原因の珍事件が相次ぐ。「なんかここんところ涼しいなって思ったら、修造がイギリスにいたのか」とは、当時のある人のつぶやきだ。
そして松岡さんが帰国したのちの8月には、日本は各地で40度超えが記録される猛暑に。そんな中、特に暑さが目立った群馬県を松岡さんがたまたま訪問したところ、その姿を目撃したツイッターユーザーが「これが暑さの原因か!」などと投稿、「記録的猛暑は松岡修造氏のせい!?」などとニュースサイトでも報じられる話題となった。
また前回2010年のバンクーバー五輪でも、松岡さんはキャスターとして現地入りしていたのだが、同大会では会期前半に気温が暖かくなり過ぎ、雪のコンディション低下などが問題に。当時のYahoo!知恵袋には、
「バンクーバーの気温が上がってるのは松岡修造が現地にいってるからなのでしょうか?????」
という質問が投稿されていたことが確認できる。
もちろんこれら「伝説」の多くは偶然、こじつけに過ぎないのだが、こうした話が広まっていたところへのこの大雪、そしてソチの雪不足だ。松岡さんが出国した結果、日本が寒波に見舞われ、逆に松岡さんが入国したことでソチは暑くなった――という理屈には少なからぬ人がつい納得してしまうようで、ツイッターでは「伝説」を紹介した複数のつぶやきが1万回以上リツイートされている。
「松岡修造がソチ行った途端これだもんな… どうなる日本」
「もう雪とか嫌だから早く松岡修造帰って来いよ」
と、松岡さんの帰りを待つ人も少なくない。