日本各地での大雪と、五輪会場であるロシア・ソチの「雪不足」問題の原因は、元プロテニス選手・松岡修造さんが日本を離れ、ソチへ行ったことではないか――そんな笑い話が、ネット上で拡散中だ。松岡さんといえば、その熱血指導ぶりから「熱い男」のイメージが定着している。
ソチ五輪が開幕を迎えた2014年2月8日、日本では太平洋側を中心に異例の雪となり、東京23区でも実に13年ぶりとなる大雪警報が発令された。気象庁は「不要な外出は控えるように」と呼びかけを行い、交通機関にも大きな影響が出るなど、近年まれに見る騒ぎとなっている。
ソチは最高気温10度以上の暖かさ
一方、ソチでは逆に「雪不足」が指摘され、関係者の頭を悩ませているという。米ニューヨーク・タイムズなど海外の大手メディアはこぞってこの問題を指摘、英デイリーメールに至っては「no snow(雪なし)」の「クレイジーな」五輪と酷評する。
それでも、14年に入ってからはある程度雪も降り、人工雪の散布もあってなんとか体裁を整えたのだが、五輪期間の前半は平均気温を上回る最高気温10度以上の日が続くと予想されている。競技にも影響が出かねないだけに、これ以上の気温上昇は死活問題だ。
日本の大雪とソチの雪不足、一見なんの関係もないこの2つの問題だが、実はともに、テレビ朝日の五輪番組キャスターとしてソチ滞在中の松岡修造さんによって引き起こされたものである――ツイッターなどでは8日、そんな話題が盛り上がった。
元プロテニス選手の松岡さんは、現在は指導者として、またタレント・スポーツキャスターとして活躍している。時に「熱すぎる」と言われるほどの熱血ぶりが有名だ。
ネット上では以前からその「熱さ」をネタにして、「松岡修造のいる場所は気温が上昇する」というジョークが出回っていた。