自分が非常識なのを知らずにネットに投稿する人が増加
ネットでは田中さんがここまで怒りを露わにするのはよっぽどのことだ、とか、芸能人はこんなにネットを恐れているのか、などと話題になっている。
「そもそもこれは立派な脅迫罪だからな」
「俺も有名人はどんどん訴訟したらいいのにと思う。ネットは完全自由だと思ってる餓鬼多過ぎ」
「叩ける理由が少しでもあれば叩いてストレス解消したいやつで溢れてるから、オバサンがサインのことをネットに書いたら少なからず炎上すると思うよ」
などといった意見が出ている。また、サインをしてくれと言われるのは芸能人の有名税のようなものだから、こんなことでキレるのは芸能人として失格だと主張する人もいる。
ITジャーナリストの井上トシユキさんは、「ネットに書くぞ!」などと発言するのは明らかに「脅し」だが、それがいかに非常識なことなのかわからない人が増えている、と分析している。ツイッターやラインを使うことが生活行動の中に組み込まれてしまい、見たり聞いたりしたことをよくも考えずにネットに投稿する。そこには公には言ってはいけないことや、自分が非常識であることに気が付かないまま、常識ある相手を悪者にしている、という場合も少なくない。
「不適切な写真をツイッターにアップしたバカッターがいい例ですが、『ネットに書くぞ』と脅したとしても、今はそんな非常識な告発者がネットで叩かれます。ネットでの発言には思慮深くなることが必要だと思います」