ソニー、最終損益1100億円の赤字 14年3月期 5000人削減

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   ソニーの2014年3月期連結決算(米国会計基準)が、最終損益で1100億円の赤字になる見通しとなった。2月6日に発表した。赤字は2年ぶり。従来予想は300億円の黒字だったが、不振のパソコン事業の譲渡や、テレビ事業の分社化などに伴う損失計上が響いた。ソニーは13年3月期に4年連続赤字を脱したばかりだった。

   ソニーは、スマートフォンやゲームなどに経営資源を集中する。営業赤字が長期化するテレビ事業は、7月をめどに分社化し、完全子会社として運営する方針。収益構造を改善し、15年3月期の黒字化を目指す。

   パソコンとテレビの事業再編などに伴い、15年3月末までに国内と海外の合計で5000人を削減する計画。事業再編や人員削減を行う構造改革費用として約200億円上積みし、グループ全体で約700億円を見込んだ。

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