補聴器があれば会話できるというが、真相不明
聴覚障害は、重い順から2~6級までがあり、等級によっては年金を受けられる。身障者手帳を提示すれば、公共施設などが割引料金で利用もできる。
佐村河内守氏が住んでいる横浜市では、もし手帳を交付していたとすれば、今後どんな対応を取るのか。これに対し、市障害者更生相談所では、「その方の個人情報になりますので、手帳を持っているかどうかはお答えできません」と取材に答えた。
一般論としては、手帳をもつ聴覚障害者でも、補聴器があれば会話できるケースはあるという。ただ、一番軽い6級でも、補聴器がなければ会話するのは困難ではないかと言っている。
佐村河内氏が新垣氏らとの会話で補聴器を使ったかは、定かではない。スポーツ紙によると、佐村河内氏は、精神的に不調を来しており、謝罪会見などが行える状態ではないという。本当に耳が聞こえたのかどうか、真相はまだ分からないままだ。