日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」の内容について、全国児童養護施設協議会(全養協)などが見直しを求めている件で、日本テレビは2014年2月5日、全養協への回答文書を公表した。
このドラマについて「子どもたちが厳しい境遇に立ち向かいながら、前向きに愛情をつかむ姿を描くことをテーマに企画されたもので、そのことは、本ドラマを見続けていただければ必ずやご理解いただけるものと考えております」とし、児童養護施設の施設長を経験した専門家の監修も受けていると明かした。
その上で、全養協から送られた1月29日付の書状で「ドラマを視聴した施設の子どもたちが傷ついた」などと指摘されたことについて「そのような結果について重く受けとめるとともに、衷心より子どもたちにお詫び申し上げます」と謝罪。「貴協議会から事前に児童養護施設を取り巻く環境などの実情を詳細に伺い、表現上留意すべき点などをより慎重に確認しておく必要があった」との見解を示した。
指摘された問題点についてはすでに番組制作に生かしているが、ストーリーは当初の構想に従って展開するという。