連合、5年ぶりベア要求 春季交渉スタート

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   日本経済団体連合会の米倉弘昌会長と連合の神津里季生事務局長は2014年2月5日、都内で会談し、2014年の春季労使交渉の論戦が本格化した。連合が5年ぶりに基本給を一律に引き上げるベースアップを要求したのに対して、経団連側はベースアップにこだわらず、多様な方法で賃上げを行っていく考えを改めて示した。

   経団連の米倉会長は、「ことしはデフレ脱却と本格的な経済再生の大きなチャンスの年。企業業績の改善が投資の拡大と雇用の創出、賃金の引き上げにつながる『経済の好循環』を創り出すべく引き続き努力していく」と述べた。

   一方、神津事務局長は、「ことしの春闘は今後の日本経済をどう導いて行くかが大きく問われる交渉となる。連合としては月例賃金の引き上げと、中小企業や非正規雇用で働く人たちの賃金の底上げにこだわって交渉に臨んでいく」と述べた。連合はベースアップを要求する方針をすでに決定している。

   なお、連合の古賀伸明会長はインフルエンザのため欠席した。

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