「東海」併記問題、米紙が相次いで日本支持 「バージニア州議会は教科書に干渉すべきでない」

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駐米大使の「警告」に批判も

   ただ、同紙の投稿欄では意見はさまざまだ。佐々江賢一郎駐米大使がマコーリフ知事を訪れ、今回の事態で「日本との経済的関係がダメージを受ける」と警告したことを「歴史は政治、外交、経済で作られたり書き換えられたりすることを教える良い教材になる」と非難するものもある。他には、「バージニアの教育者は国際紛争については中立的であるべきだ」という声もある。一見、中立に見えるが「紛争のすべての側(の見解)を正確に反映すべき」とも主張。韓国側の主張に賛同しているともとれる。

   地元紙も日本支持だ。バージニア州の州都、リッチモンドで最も部数が多い「リッチモンド・タイムズ・ディスパッチ」は2月3日付けの社説で、朝鮮戦争で米国と韓国には強い結びつきができ、感情面では共感するとしながらも、

「議会は教科書やカリキュラムの内容に干渉すべきではない。政治家は学校の細かいところまで管理すべきではない」

とした。

「我々は何であれ、連邦政府が採用しているものを採用すべきで、それが日本海だ」

と明確に日本を支持した。

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