ネット上では放送中から大盛り上がり
事件は食後のキャッチボールで起きた。精力がつくというオットセイ肉入りカレーを食べた諸岡はいつにない剛速球を放ち、泰介は思わず痛みに顔をゆがませた。諸岡が駆け寄り「ちょっと手みせてみ」と言うと、同じくオットセイカレーを食べたふ久の妄想スイッチが入ってしまった。
「嫌なんです、先輩の球を他の誰かが受けるなんて」「最後の甲子園やないですか。先輩の剛速球を最後までこの手で感じていたいんです!」と、泰介のほとばしる思いの丈を脳内再生。さらに、諸岡の返答まで再現した後、口元に微笑をたたえた。
男性同士の恋愛模様を妄想しているように見える、予想外の展開に、ネット上では放送中から大盛り上がりだ。ツイッター上にも「『ふ久』が『腐久』になった日」「ふ久は勉強ではなくBLの薄い本を書いていたのかもw」「科学者にして妄想家。最強じゃないか」「ああああちょっと今後が楽しみに」「次週予告の『二人の青春は、私の青春やから!』という感動的なふ久の台詞が、今日ので一気に腐ってきますね!」といった声が次々と投稿された。
直後に放送される「あさイチ」では、始まる際に「ごちそうさん」に触れるのがおなじみだが、この日は井ノ原さんも「ふ久が何かを感じ取っている気がしないでもないですね」と含みのある感想を述べる。すると有働さんも「色々深読みをしすぎる解説をされると本線で見られなくなるので」と苦笑した。実際にどのような意味が込められていたのかは今のところ不明だが、演じている松浦雅さんも2月3日の公式ブログで「朝からふ久が腐った妄想をしている」と書いており、自らふ久を「腐女子」認定している。