インターネット検索最大手のグーグルと、ネット通販最大手のアマゾンの売上高がともおに、四半期ベースで過去最高を記録した。
米グーグルが2014年1月30日に発表した13年10~12月期決算は、ネット検索に連動する広告事業が好調で、売上高が前年同期に比べて17%増の168億5800万ドル(約1兆7300億円)、純利益は17%増の33億7600万ドル(約3400億円)だった。ともに四半期としては過去最高だった。
一方、アマゾン・ドット・コムが同日発表した13年10~12月期決算は、売上高が前年同期比20%増の255億8700万ドル(約2兆6300億円)、純利益は約2.5倍の2億3900万ドル(約240億円)だった。年末商戦が好調で、売上高は四半期ベースでの過去最高を記録した。主力のネット通販に加えて、電子書籍の端末事業やインターネットを通じてデータの保存や処理を行うクラウド・コンピューティング事業が伸びた。