ライバルに対抗、300ドル以下で勝負 AmazonがAndroidベースの家庭用ゲーム機投入?

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   米Amazon.comが2014年中にもAndroidベースのコンソールゲーム機(家庭用ゲーム機)をリリースする、と海外のゲーム情報サイト「VG247」が報じた。

   ゲームコンソール機の開発については、2013年夏に海外のゲーム関連ブログが情報筋の話として伝えていたが、詳細は明らかになっていなかった。今回は「価格は300ドル以下」などの具体的な内容が紹介されている。

ゲーム以外のエンターテインメントも楽しめる

Amazonのコンソールゲーム機、年内にリリースされる?(画像は「VG247」記事のスクリーンショット)
Amazonのコンソールゲーム機、年内にリリースされる?(画像は「VG247」記事のスクリーンショット)

   「VG247」が掲載した2014年1月28日の記事によると、ゲーム機はテレビ画面での使用を想定したもので、Androidゲームを楽しめるだけでなく、音楽、映画、テレビコンテンツなどさまざまなエンターテインメントにも対応している。すでにパブリッシャーへの説明会も行われ、AndroidやiOSの人気ゲームを使ったデモンストレーションもあったようだ。公開されたゲーム機は02年に発売されたPlayStationの小型版「PSone」と同程度のサイズで、本体カラーはグレー。角ばっていて横長だという。だが、正式リリースの際には変更される可能性もある。

   価格は300ドル以下とお手頃だ。タブレット端末では、アップル社の「iPad」より低価格の「Kindle Fire HD」を提供しているAmazonだが、今回のゲーム機も低価格の設定で、ソニーやマイクロソフト、任天堂などのライバルに対抗するとみられる。「VG247」では、発売は2014年中になるだろうと予測している。

「あり得る話だな。大注目」「需要あるのかな?」」

   Amazonからの公式発表はないものの、これまでにはストリーミング動画配信用のセットトップボックス開発が進められているとの報道が何度かあった。そのため、ギズモード・ジャパンでは今回「Androidベースでハードウェアを開発するのならゲームも動くようにしよう、という発想は自然」と分析した。また、昨年8月にはゲーム関連ブログ「Game Informer」が情報筋の話として、今回の記事に通じるAndroidベースのゲームコンソール機の開発情報を伝えていて、2013年末までに発売されるだろうと指摘していた。

   ネット上では、日本からもさっそく「これはあり得る話だな。大注目」「ゲーム機もそうやけどApple TVのようなポジションも狙っているんやろうなあ」「任天堂は益々ピンチですね」とさまざまな反応が寄せられている。中には、同じくテレビを使用したAndroid家庭用ゲーム機「OUYA」が苦戦中とあり「Ouyaもそれほど盛り上がってないしな。需要あるのかな?」「もうそういうハードはいいよ、OUYAでさんざん懲りただろうが」との指摘もある。

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