「ナイフで刺し殺しに行きます」と書かれたことも
山里さんへの殺害予告には冗談めかしたものがあり、秋葉原の場合は「家電で殴り殺す」、滋賀県は「琵琶湖に沈める」といったバリエーションで、「ご当地キティちゃんみたいになってきた」と笑いながら話していた。
しかし、中には具体的な日時や場所、手法を示した物騒なものもあり、「ナイフで刺し殺しに行きます」と書かれたこともあった。「これは来るかもな」と感じると、街を歩くときも外部の音が察知できなくなるから、イヤホンで音楽を聴けなくなったそうだ。
これまでに山里さんは「殺す」とツイートされた際、
「実は僕、死にたくないタイプなんです…すみません…」「殺すは捕まっちゃうから1文字変えたりした方がいいですよ」「警察の方にバトンをお渡しします!」
などと晒し上げて返答しているが、実際に警察に通報したことはあったのか。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーに取材すると、「総務担当者と相談して警察に届けるまでではない、という結論になったのは1例ありました。しかし警察に届け出たことはありません」(広報センター担当者)とのことだった。通報にまでに至ったことはないが、殺害予告を放置しているわけではないという。