総務省が2014年1月31日に発表した全国の消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、13年平均の生鮮食品を除く総合(コア指数)が、前年比0.4%上昇の100.1だった。上昇は5年ぶり。原発の稼働停止や円安による燃料の輸入価格の上昇を背景に、電気代やガソリンといったエネルギー価格が上昇した。
上昇品目は前年の192から210に広がった。下落は284から254に減った。パソコンや携帯音楽プレーヤーなどの価格がプラスに転じた。
13年12月のコア指数は前年同月比1.3%上昇の100.6。ルームエアコンやテレビの価格が上昇し、7か月連続のプラスだった。7か月連続のプラスは2007年10月から08年12月まで15か月連続で上昇して以来。1.3%の上昇率は08年10月(1.9%上昇)以来5年2か月ぶりの大きさだった。