「格差社会を否定すんなボケ!」 ホリエモンツイートでまた議論沸騰

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   元ライブドア社長の堀江貴文さん(41)のツイートが、年明けから度々物議を醸している。「新幹線で騒ぐ子供に睡眠薬を飲ませるべき」という投稿に始まり、「正月に帰省するのやめたら?」「iPhone以外はスマホじゃない」といった投稿をきっかけに、多くのネットユーザーが意見を戦わせた。

   そんな堀江さんのツイートが、また議論の火種になっている。内容は、「格差社会は悪いのか?」というものだ。

「富裕層が俺たちに迷惑かけてるか?サービスしてくれてないか?」

堀江貴文さん(13年3月撮影)
堀江貴文さん(13年3月撮影)

   発端となったのは、アルファツイッタラー(影響力の大きいツイッターユーザー)の@ryoko174さんが、2014年1月25日に投稿したツイートだ。

「『成長なんてもう要らない。これからは脱成長だ』とすでに成長を享受した世代の細川氏が、これから成長を享受すべき若い世代に言う様子を見ていると、マリーアントワネットの『パンがなければケーキを食べればいいじゃない』的な匂いを感じます。」

   これを受けてあるユーザーが、ryoko174さんと堀江さんにあてて「経済競争による成長って格差を拡げるだけですよ」とツイートしたところ、堀江さんは「格差の何が悪い?頑張って成果だしたら報われる社会を否定すんなボケ」と噛み付いた。

   ユーザーが「現状、世界の富の半分が数十人に握られている。またリーマンショック後、富裕層は逆により富み、格差は拡大した。堀江さんは、こういったことも、容認するんですか?」と応戦すると、「そいつらが俺たちに迷惑かけてるか?弾圧してるか?むしろサービスしてくれてないか?」と持論を展開した。

「格差はモチベーションになる」「度を超えた格差は問題」賛否両論

   さらにユーザーから「彼等(富裕層)の無責任なリスク回避行動で、多くの会社が潰れたり、雇用が失われています」と指摘されても、「潰れて何が悪い。仕事は自分でつくれ」と一歩も引かなかった。

   2人のやり取りは終わったが、他のネットユーザーにも議論が波及している。

   「格差なくして欲しいって思ってしまうことってあるけど、その格差がモチベーションになってくれてる事が多々ある」「ホリエもんは格差の固定化こそ全力で否定する。個々人が努力次第で格差を破っていけるってのがいいんだよ」など堀江さんに賛同する意見、「頑張って成果出した分報われるべきなんて誰でもわかっていて、妥当といえる範疇を超える格差が存在するから問題になってるんじゃ?」「格差社会の何が悪いって不公平な競争だからな 一部のものだけチャンスが与えられそいつらだけいい思いをする」など、やはり格差社会の問題点を指摘する声など様々だ。

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