米グーグルは2014年1月29日、傘下にある携帯電話メーカーのモトローラ・モビリティを中国の聯想集団(レノボグループ)に売却することで合意したと発表した。売却額は約29億1000万ドル(約2968億円)。
かつて携帯電話メーカーとしてフィンランドのノキア、韓国サムスン電子と「トップ3」を形成していたモトローラだが、業績不振から2011年、通信事業のモトローラ・ソリューションズと携帯事業のモトローラ・モビリティに分離。2012年5月にはグーグルがモトローラ・モビリティを買収、傘下に収めた。だがその後も苦戦が続き、グーグルはわずか2年足らずでレノボへの売却を決定することとなった。