南スーダンに展開するPKO(国連平和維持活動)で陸上自衛隊が韓国軍に銃弾1万発を提供し、後に返却された経緯について、政府は2014年1月29日、内閣府のウェブサイトで説明を始めた。ウェブサイトでは、
「韓国政府及び国連から我が国政府に対し、緊急事態に対応し、韓国隊の隊員及び避難民等の生命・身体を保護するために必要な弾薬の譲渡について要請がありました」
と説明している。弾薬は国連経由で提供しており、自衛隊が国連に弾薬を引き渡す様子を収めた写真も掲載されている。
韓国側は、当初は国内世論に配慮して「国連に弾薬の支援を要請し、国連を通じて支援を受けた」と説明していたが、後に日本に直接要請したことを認め、軌道修正している。